2012-01-01から1年間の記事一覧
はてなブログのみなさま・・・ 一年間ありがとうございました。 ブログそのものはもとより、キーを打つことすらやっと打っていた私です。 暖かいコメントや沢山の ★ ★ ★ ★を頂き感謝です。 不慣れなことからブログの本文を途中で消すこと数回。(笑) こりも…
今日を持ちまして今年のお仕事はおしまい・・・今年はわが和装組曲からは8名が着物検定を受けた。 3級が3人 2級が4人 1級が 私私は今年は準1級となった。 私以外は見事7名全員合格。3級は基礎知識なので特別な勉強をしなくても教室の講義だけで多分…
雪国に生まれ、雪国に育った・・・ 他に何処にも居を構えたことはない。今でこそ雪は少なくなった・・・ が、私の小さい時は38年の豪雪(こちらではサンパチの豪雪という)ほどではなくても その前後に雪の多い時は何度もあった。今日は暇にまかせてそんな…
終わったよ・・・♪・・・♪♪依頼を受けてから、このところ一週間・・・ 朝も・・昼も・・夜も・・・考えていた。 あの地味くさい着物と帯を三十代の若い子にどう着せつけるか。。。。 着物だけ・・帯だけなら・・なんとでもなるのだが。 両方一緒にだとものす…
平行する複数の直線によって構成される文様。 縦縞だけでなく横縞も格子も全て含むことが多い。 先日は格子の話をしたので今日は縦縞の話・・・南蛮貿易で南方で織られた縦縞がもたらされると島で織られたことから「島」と呼ばれた。特に江戸時代国産の木綿…
12月5日、「着物ミステリーアワー」などと称してストーリーらしきものがある着物と帯をブログで紹介した。とっても遊んで自分が楽しんで書いたもの・・・ ところが・・・なんと・・・問い合わせがきた。「あの着物と帯をレンタルできませんか?」と。 「…
一昨日六人で忘年会・・ 今年一年の御苦労さん会でもある。場所は私のおなじみのお店・・金沢東山の「くりゑンテ」 といっても今年は初めて。 こんなに長くいっていなかったんやなあ・・・と。 まあ・・そうそう行ける手軽な料金でもなし。 二階「VIPルー…
一日土曜日、教室に来た方Kさんから頂いた着物・・・ 本人いわく・・・「ネットで買ったのは良いけど自分にあててみたら、顔写りがよくなかったし、なんとなく嫌な気がした。あげる〜・・・」と。 着物と同時に同じ柄の帯も。 土曜日、日曜日、月曜日・・・…
以前アップしたもの・・・・バラ・・ 黒百合・・ 寒椿・・ 見かけだけでなく中の中まで美しい処理をしている。 何処から何処をひっくり返しても、覗いてみても見えないところこそ美しいつもり。「隠すな!!」 「隠す場所があるときはまだまだ未完成!!」が…
職場の二階、談話スペース・・・ こういう絵がかかっている。真正面から見るとこんな絵・・・ 能の「羽衣」である。 「羽衣」は皆さんもよくご存じかと思う。 富士の高嶺を三保が浦・・・から始まる。三保が浦で松に衣がかかっているのを漁師白竜がみつける…
田や畑の仕事の合間に有るときは野菜を売り歩きながら、 又ある時は漁の手伝いをしながら、 又有るときは日銭稼ぎの日雇い仕事をしながら、 母は病人の世話と私たち子供四人を育ててくれた。 それは野菜売りのところで既に書いたことだ。私が小学校三年か四…
先日は女性の20代から50代の5人の着物姿をお披露目したが・・・ 今日はスレンダーボディのナイスガイの着物姿をお見せしよう。彼は30歳。 大太鼓も叩けば龍笛も吹く。 何より格好いいのはヒップホップもするダンスの先生。 本業は着物のリサイクルシ…
何日か前の着物姿は二名のものしかご紹介できなかったので 今日は五名をご紹介!!土曜日に五名集まる機会があったので。 前と後ろを写真に撮らせてもらった。着物姿DX・・・とは大きく出た。(笑) 二〜三十人はいるような書き方だ。 いいのだ・・・何事…
野菜売りのブログを読んだ生徒さん・・・といっても50代〜60代の方だが、 「私も親と一緒にリヤカーでいった」とか 「何だか自分の昔の話と一緒だったわ」とか・・・ 案外皆さんよく似た経験を持たれているよう。 年齢が似ていると経験も思い出も似てく…
うちに習いに来ている生徒さん〜二人の着物姿・・・ご披露しますね。 ☆二十代前半の方☆ 着物も帯もお母さんがお嫁に来る時に持ってこられた物とか。 丁度今のこの方の年齢にぴったりの色や柄。着物の畳み方も勿論だが、足袋の履き方も何も知らぬ状態で来られ…
歌舞伎役者にちなんだ格子柄をいくつか・・・まずは「市村格子」 「一」横一本縞 「六」縦六本縞 「ら」 ・・で「いちむら」と読ませる 十二代目市村羽左衛門好みの柄 次は「菊五郎格子」 「キ」と 「九」は縦と横の縞の数 「五」は横の縞の数 「呂」 ・・で…
昨日は私の琵琶の日・・・琵琶の先生のところで半日過ごす。 今、宮本武蔵と佐々木小次郎の「巌流島」を弾いているのだが次は何をする??という話になった。 先生は「勧進帳」は?と言われたが私は長いのはどうもまだ疲れるので・・と断る。「昔は師がこれ…
今日の職場の玄関〜 「木賊」(トクサ)と菊。トクサは砥草から来た言葉。 50〜100センチの高さ。 夏ごろから出て秋に刈り取ると言われているのだが着物では夏の着物や帯に多い。 緑一色が涼しげで爽やかさを印象付けるからかと。秋に刈り取り木材や金…
先日写真を載せた「金木犀」と「銀木犀」「金」と「銀」という名前だが実際、花は「濃い橙」と「白」。 その芳香とともに愛でて、「金」と「銀」に置いたのだろう。「金色」と「銀色」はいわゆる金属の色目で、通常の色目に金属光沢を合せた色目。 顔料には…
私が幼稚園か、小学校の低学年の時か・・・ 畑でとれた野菜を売りにリヤカーで金沢に行く母に一緒に行きたいとやんちゃを巻いた時があった。当時はどこの家も貧しく現金がないので現金が必要な時は畑で採れた野菜を売りに町まで行くのは珍しくなかった。旬の…
毎年の事だが今の時期には紅葉した葉が花屋の店先に並ぶ。でも何時も買うのはこれ・・・楢の一枝。 色と言い葉の形と言い、何だか好きなんだなあ〜☆職場の玄関に・・・・ 毎年、琵琶を弾くお公家さんを配しているので 今年は楢の大木の下で舞う女性をイメー…
今琵琶は「巌流島」を弾いている。宮本武蔵と佐々木小次郎の決戦の語り。 それはさておき・・・ いつも読めない漢字がいくつかあり「ルビ」をふるのだが パソコンでルビをふると必ず行間が狂ってくる。 直すすべも知らず、「まあ・・いいっか」とそのまんま…
先日来、引っ張ってきた高島田です。 やはり写真があるとものすごく分かりやすい。 ただこれは髪型だけなので実際はこの髪型に好きな簪を飾る。 この髪は昔の物でなく案外新しい。黒髪ではなく、茶色がかっている。 だから写真のような簪も映えるはず。 ちな…
高島田の髪型の前に今日はこの話をしようと思う。 高島田は次の機会に・・・ということで。 「鼈甲の簪(かんざし)」 私がこの教室を初めた頃のこと。ある日二人の女性が訪ねてきた。 母娘のようである。ためらいがちに事務所で話をする。 かいつまんで言う…
先日教室で髪形の話に及んだ。 成人式で背中の肩甲骨まで見えるような襟の抜きをする人の話となり歌麿や春信の浮世絵の美人画の女性の髪型にまで話が及んだ。襟の抜きかげんと髪型はものすごく深いつながりがあるのは言うまでもない。 昔は髪をびんつけ油で…
「切り付け」「切り継ぎ」「切りばめ」と似たような言葉がある。 「切り付け」と言うのは小さなパッチワークのようにして着物に張り付ける、縫いつけることをいう。 たとえば着物に小さな虫喰いの穴が開いたとしよう・・・しかもお気に入りの着物・・ そこに…
忙しさにかまけ、雑用に追われ、あっという間に一週間・・・その間読みたいと思いながらも中々手をつけられなかった本が五冊たまってしまった。 書店で思わず買ったものから、偶然もらったもの、何カ月も前から積んであるもの、つい最近勧められたものと色々…
四大文明と四大天然繊維。 人がいれば文明があり、そして衣服がある・・・はず。 文明があるところ必ず身に纏っていたはずの繊維がある・・・・・・はず。エジプトでは麻、インダスでは綿、メソポタミアでは毛、中国黄河では絹・・と言う風に。エジプトの墓…
風呂敷(ふろしき)・・・可愛い柄からちょっとクラシカルなものまで日本人なら誰でも知っている・・・はず。色々な包み方ができる。 デパートやカルチャーセンター、はたまた公民館でも菓子箱、ワイン、酒瓶、から金封、スイカの包み方のノウハウを今や教え…
先日の教室での話・・・ 長いものを身につけると厄除けになるって本当?? という話になった。 判断は各自にまかせる・・ということで終わったのだが (真偽も何もつけようも考えようもないのだが、何故そう思われているのか位は考えてもよかろうかと。)実…