和装組曲♪

・・着付け教室、琵琶演奏、能面制作などに勤しむ日々のあれこれをグダグダと綴ります・・

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

凛々しい鶴亀〜☆

ご無沙汰してしまい恐縮。昨日は久しぶりに色々な方々がいらしてくださりにぎやかな夜の部。 そこに・・・「こんな着物や帯、小物が一杯あったので寄付する〜」と。 沢山の未使用の物を風呂敷にたっぷり入れこんで皆に見せてくれた。 「わあ〜素敵!!この博…

裾(すそ)模様

江戸褄という模様配置がある。江戸褄・・・と書いて「えどづま」とよぶ。 最近私のブログの漢字が読めず、読み方を調べているうちに時間がたつ、できれば振り仮名を・・という苦情&要望がメールであったので親切&誠実な私は要望にお応えすべく対応することに…

帯は後ろの顔〜☆

土曜日、「着物で楽しむワインのいろは」というイベントをした。詳細は今原稿と写真の選択に追われつつ準備しているので 明後日あたりにHPにアップできる予定。で・・・今日のブログはその時のコーディネートを。 参加は八名。 カウンター席を独占してのワインスク…

隠れ蓑〜☆

「隠れ蓑」(かくれみの)今日は「隠れ蓑」について。 政治家の副業や、資金団体の話とは全く関係ない。昨日金沢市内を車で移動中に見た、「○○探偵事務所」なる大看板。 ふ〜〜ん・・・今時まだあるのだ、こんな仕事、と思いつつ通過した。 探偵事務所からの発想…

早蕨

先端が拳状に巻いた早蕨文様の帯。 「早蕨」の「早」は「さ」と呼ぶ。 「早蕨」と書いて「さわらび」と呼ぶ。 帯の素材は結城紬。九寸名古屋。 早蕨の文様は手書き友禅。 「襲の色目」で言う「早蕨」は表は紫、裏は青。 勿論糸目糊は使用しなくて、直接の手書き。 人間国宝…

蜘蛛の巣

壬生念仏狂言の演目の中でも特に人気の高いのが「土蜘蛛」。 パッと開く蜘蛛糸の芯玉を蓄財に御利益あると競って拾う。先だっての「勘九郎」襲名の時の演目も「土蜘蛛」。 (その時のニュースの字が、土蜘か土蛛か、どっちかになっていた。 へえ〜♪そういう書き方を…

男児の祝着

生まれてきた子供にまず何を願うか? 健康? 立身出世? 地位? 名誉? 財力? 人生に、何を必要とし、何を不可欠とするか?親や祖父母の願いをその祝着の模様に見る。偶々和装組曲の教室で今年に入って祝着を何枚か見せていただく機会があったのでご紹介。…

法衣の話

昨日夜、イベントをした。「法衣の装束作法」とでもいおうか?非公開なので内容は詳しくは載せられない。 と、いうより載せてもだ〜れも興味ないと。 でも「法衣」というのは正倉院文様に大きくかかわってくる。 仏教が日本に入ってくるとき、仏教周りの裂地…

鰊来たかとカモメに聞けば〜♪♪♪

鰊の柄は未だ着物や帯に見ていないが、 北海道のヤンシュウの筒袖(ツッポ)の半纏の背中には 逆巻く波、カモメとともにでっかく描かれているやもしれぬ。昨日夕方、近所のおばあちゃんが除雪をしている私の傍を通りかかり・・ 「ねえさん、ミガキニシン食べん…

雪・・・ゆき・・・又・・ユキ・・〜☆

何処も此処も皆雪。は〜あ!!! 今日は少し気温が高めだったので今のうちに・・と朝から雪の始末。 うず高く積まれている塀垣や道幅せまくなっている所を少し除雪し人も車も通りやすいように・・そして水曜日から又降り始めるらしい雪のために除雪に励む。 …

稲妻柄〜☆

先だっての雷・・凄かった。 落雷したところもあったらしい。電車まで止まった。 で・・今日は「稲妻」または「雷文」の柄について。 「稲妻or雷文」自然文様は「月」「雨」「霞」「星」「流水」「風景」など着物柄には色々使われている。 中でも面白いの…