和装組曲♪

・・着付け教室、琵琶演奏、能面制作などに勤しむ日々のあれこれをグダグダと綴ります・・

2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

野菜売り

私が幼稚園か、小学校の低学年の時か・・・ 畑でとれた野菜を売りにリヤカーで金沢に行く母に一緒に行きたいとやんちゃを巻いた時があった。当時はどこの家も貧しく現金がないので現金が必要な時は畑で採れた野菜を売りに町まで行くのは珍しくなかった。旬の…

職場の秋〜♪

毎年の事だが今の時期には紅葉した葉が花屋の店先に並ぶ。でも何時も買うのはこれ・・・楢の一枝。 色と言い葉の形と言い、何だか好きなんだなあ〜☆職場の玄関に・・・・ 毎年、琵琶を弾くお公家さんを配しているので 今年は楢の大木の下で舞う女性をイメー…

ありがとう〜miyotya さん〜☆

今琵琶は「巌流島」を弾いている。宮本武蔵と佐々木小次郎の決戦の語り。 それはさておき・・・ いつも読めない漢字がいくつかあり「ルビ」をふるのだが パソコンでルビをふると必ず行間が狂ってくる。 直すすべも知らず、「まあ・・いいっか」とそのまんま…

高島田

先日来、引っ張ってきた高島田です。 やはり写真があるとものすごく分かりやすい。 ただこれは髪型だけなので実際はこの髪型に好きな簪を飾る。 この髪は昔の物でなく案外新しい。黒髪ではなく、茶色がかっている。 だから写真のような簪も映えるはず。 ちな…

鼈甲の簪(かんざし)

高島田の髪型の前に今日はこの話をしようと思う。 高島田は次の機会に・・・ということで。 「鼈甲の簪(かんざし)」 私がこの教室を初めた頃のこと。ある日二人の女性が訪ねてきた。 母娘のようである。ためらいがちに事務所で話をする。 かいつまんで言う…

髪型

先日教室で髪形の話に及んだ。 成人式で背中の肩甲骨まで見えるような襟の抜きをする人の話となり歌麿や春信の浮世絵の美人画の女性の髪型にまで話が及んだ。襟の抜きかげんと髪型はものすごく深いつながりがあるのは言うまでもない。 昔は髪をびんつけ油で…

切りばめ

「切り付け」「切り継ぎ」「切りばめ」と似たような言葉がある。 「切り付け」と言うのは小さなパッチワークのようにして着物に張り付ける、縫いつけることをいう。 たとえば着物に小さな虫喰いの穴が開いたとしよう・・・しかもお気に入りの着物・・ そこに…

「等伯」 安倍龍太郎作

忙しさにかまけ、雑用に追われ、あっという間に一週間・・・その間読みたいと思いながらも中々手をつけられなかった本が五冊たまってしまった。 書店で思わず買ったものから、偶然もらったもの、何カ月も前から積んであるもの、つい最近勧められたものと色々…

綿の花・・・〜♪

四大文明と四大天然繊維。 人がいれば文明があり、そして衣服がある・・・はず。 文明があるところ必ず身に纏っていたはずの繊維がある・・・・・・はず。エジプトでは麻、インダスでは綿、メソポタミアでは毛、中国黄河では絹・・と言う風に。エジプトの墓…

風呂敷(ふろしき)

風呂敷(ふろしき)・・・可愛い柄からちょっとクラシカルなものまで日本人なら誰でも知っている・・・はず。色々な包み方ができる。 デパートやカルチャーセンター、はたまた公民館でも菓子箱、ワイン、酒瓶、から金封、スイカの包み方のノウハウを今や教え…

何メートル・・・・・??

先日の教室での話・・・ 長いものを身につけると厄除けになるって本当?? という話になった。 判断は各自にまかせる・・ということで終わったのだが (真偽も何もつけようも考えようもないのだが、何故そう思われているのか位は考えてもよかろうかと。)実…