和装組曲♪

・・着付け教室、琵琶演奏、能面制作などに勤しむ日々のあれこれをグダグダと綴ります・・

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

羽衣

職場の二階、談話スペース・・・ こういう絵がかかっている。真正面から見るとこんな絵・・・ 能の「羽衣」である。 「羽衣」は皆さんもよくご存じかと思う。 富士の高嶺を三保が浦・・・から始まる。三保が浦で松に衣がかかっているのを漁師白竜がみつける…

母の記憶喪失

田や畑の仕事の合間に有るときは野菜を売り歩きながら、 又ある時は漁の手伝いをしながら、 又有るときは日銭稼ぎの日雇い仕事をしながら、 母は病人の世話と私たち子供四人を育ててくれた。 それは野菜売りのところで既に書いたことだ。私が小学校三年か四…

 着物姿 〜ナイスガイ編〜

先日は女性の20代から50代の5人の着物姿をお披露目したが・・・ 今日はスレンダーボディのナイスガイの着物姿をお見せしよう。彼は30歳。 大太鼓も叩けば龍笛も吹く。 何より格好いいのはヒップホップもするダンスの先生。 本業は着物のリサイクルシ…

着物姿DX

何日か前の着物姿は二名のものしかご紹介できなかったので 今日は五名をご紹介!!土曜日に五名集まる機会があったので。 前と後ろを写真に撮らせてもらった。着物姿DX・・・とは大きく出た。(笑) 二〜三十人はいるような書き方だ。 いいのだ・・・何事…

野菜売り  2

野菜売りのブログを読んだ生徒さん・・・といっても50代〜60代の方だが、 「私も親と一緒にリヤカーでいった」とか 「何だか自分の昔の話と一緒だったわ」とか・・・ 案外皆さんよく似た経験を持たれているよう。 年齢が似ていると経験も思い出も似てく…

着物姿

うちに習いに来ている生徒さん〜二人の着物姿・・・ご披露しますね。 ☆二十代前半の方☆ 着物も帯もお母さんがお嫁に来る時に持ってこられた物とか。 丁度今のこの方の年齢にぴったりの色や柄。着物の畳み方も勿論だが、足袋の履き方も何も知らぬ状態で来られ…

格子・・2

歌舞伎役者にちなんだ格子柄をいくつか・・・まずは「市村格子」 「一」横一本縞 「六」縦六本縞 「ら」 ・・で「いちむら」と読ませる 十二代目市村羽左衛門好みの柄 次は「菊五郎格子」 「キ」と 「九」は縦と横の縞の数 「五」は横の縞の数 「呂」 ・・で…

格子

昨日は私の琵琶の日・・・琵琶の先生のところで半日過ごす。 今、宮本武蔵と佐々木小次郎の「巌流島」を弾いているのだが次は何をする??という話になった。 先生は「勧進帳」は?と言われたが私は長いのはどうもまだ疲れるので・・と断る。「昔は師がこれ…

木賊(トクサ)

今日の職場の玄関〜 「木賊」(トクサ)と菊。トクサは砥草から来た言葉。 50〜100センチの高さ。 夏ごろから出て秋に刈り取ると言われているのだが着物では夏の着物や帯に多い。 緑一色が涼しげで爽やかさを印象付けるからかと。秋に刈り取り木材や金…

金糸&銀糸

先日写真を載せた「金木犀」と「銀木犀」「金」と「銀」という名前だが実際、花は「濃い橙」と「白」。 その芳香とともに愛でて、「金」と「銀」に置いたのだろう。「金色」と「銀色」はいわゆる金属の色目で、通常の色目に金属光沢を合せた色目。 顔料には…