和装組曲♪

・・着付け教室、琵琶演奏、能面制作などに勤しむ日々のあれこれをグダグダと綴ります・・

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

小物で工夫〜☆

昨日は琵琶の会で先輩の「勧進帳」を聞いてきた。よかったぁ〜・・・ 若い時は勧進帳という名前を聞いただけで古臭いイメージがあったのだが。 二年後ぐらいには挑戦したい曲だと秘かに思いながら楽しんできました。 私は・・・といえば「屋島の誉れ」を謡っ…

異名〜☆

「異名・異称」前のブログで 五色木=錦木 五色 =瓜と書いた。花や木は一般に知られている名前とは別の名前を意外と持っている。 字を見たり解説をきくまでもなく大抵は想像できる。 日本人って素敵。漢字って素晴らしい。 有名なものは 松 =常磐木 梅 =…

五色〜☆

昨日は金沢で37センチの積雪・・ 我が職場の前は吹き溜まりとなり45センチはあり50センチに迫る勢い。一日中除雪にあたる。 その間、脇道で動かなくなる軽自動車二台救出。 夜やっと道を車が通れるように開通。で・・ブログの更新が遅れた。 すんませ…

鴛鴦(おしどり)文様

「 鴛鴦 (おしどり) 」文様 鴛鴦は仲睦まじいことから中国では夫婦の変わらぬ愛を象徴する鳥とされているそうな・・・。日本でも仲の良い夫婦のことを「おしどり夫婦」という。吉祥文様として使われ留袖、訪問着、袋帯などに特に好まれて使われる。 桃山、江…

源氏車と片輪車

「源氏車」&「片輪車」昨日は「聞香会」を14名で開催。「源氏香」を楽しんで来た。 仔細は二〜三日後に和装組曲のHPに履歴として載せるべく現在調整中。 ここに載せると重複するのでここには載せない。源氏香にちなんで今日は「源氏車」の文様の話。 源氏…

三枡 (みます) 

□■□ 三枡 □■□ 大中小の正方形を三つ入れた形。 歌舞伎役者市川團十郎の紋どころ。 江戸時代、初代市川團十郎が友人から贈られた三つの枡をデザインしたといわれる。 「見ます」「見せます」の縁起を担いだとも、「枡」が「増す」を表すことから 「二升五合」…

椿

「聖なる木・椿」聖なる木として庶民の間に親しまれてきたのが椿。 字の通り、春を告げる木とも言われる。 平安時代には神社の正月行事には欠かせない木で、悪霊を払う杖を椿の木の枝で作ったと言われている。一方花がポトリと落ちるところから武士に嫌われ…

近江八景

「近江八景〜☆」昨日のブログで婚礼衣装展を見に行ったことを書いた。 そこで見た衣裳の一つに近江八景を描いた打ち掛けを見た。 黒地の振袖に白一色で近江八景を書いてあった。 で・・今日はその近江八景のこと。琵琶湖の南部にある八勝景。中国の瀟湘(しょ…

婚礼衣裳展

昨日音楽堂へ 「大名家の婚礼衣装と令嬢の銘仙展」 を見に行ってきた。 で・・いくつか気がついたことを。まず入場料を払う受付で 「ハイカラさんの・・・」何とかという本がうずたかく置いてあった。 この本を買った人は入場無料だとか。 早く処理したい本…

九曜紋

「星をかたどった家紋」月が満ちたり欠けたりする様に人生の栄枯盛衰を重ねてみたり、月に願い事をしたりと月に寄せる人の思いは様々である。「我に七難八苦与えたまえ」と祈ったのは山中鹿之助。かぐや姫が帰る月の神秘性、天空に仰ぎ見る月の朧文様や不老…

屋島の誉れ

「那須与一宗高」 那須の与一の話は誰でも全部とまではいわなくてもおおよそ知っている。 今日はその那須与一宗高の話。一の谷の敗戦後、平宗盛は安徳天皇を奉じて屋島に拠ったが源義経に攻められ瀬戸内海を逃げる。あと一歩の所で平家方は舟にのり遙か彼方…

水仙   

「水仙の香」歳寒花として馥郁(ふくいく)たる香りを放つ花の第一として水仙があげられる。 ギリシャ神話で水仙は水面に映る自分の顔に自己陶酔して溺死したナルキッソスの化身とされる。ナルシシズムはそこから生まれたとか。ギリシャ原産の水仙が、シルクロ…

花札の花鳥風月

花札はカルタの一種で日本の花鳥風月が描かれている。 子供の時(大人になっても・・)これで遊んだ方も多いのでは?今日は花札の絵柄の中に着物の柄をサラリとみていきたい。 (長くならないよう・・・余談はせぬ・・決心) 一月 松に立鶴(たちづる)。 鶴は一羽…

初顔合わせ〜☆

きのう七日は新年になり初めての仕事場での生徒さんとの顔合わせ。 寿松 お多福南天 石化柳石化柳は金箔の吹き付けを施してあり見ようによっては「つがいの龍」 「渋すぎ〜」といいながらも1人悦にいり満足。縁起ものだからいいのよ・・これで〜♪♪ 花を入れな…

落ち着いて・・・キチンとお答えします〜☆

只今帰った次第・・ 読み返すとあまりに支離滅裂。 分かる人にしか分からぬ内容。 答えにも何にもなっていない。 朝の分を「削除」したいが・・それもどうだか。 深謝で・・・改めてキチンと書くことにする。 なるべく余談、脇道に行かぬよう気をつけまする…

お答えします。(笑)

【今朝メールを下さった方へ】 お答えします。(水晶玉を覗く占い師の気分〜)====================================「時代劇がとても好きで良く見ます。今まで大河ドラマとかで何度か戦場のシーンをみましたが、上杉謙信…

竹&雀

「竹と雀」舌切雀の話は「宇治拾遺物語」に出ていることでも竹林と雀は昔からなじみの深いものとして扱われてきたともいえる。竹は「竹取物語」からも分るように竹には神が宿るとか、神の使いが来るとか、また竹の節の中には金銀財宝が詰まるとか、縁起の良…

ウラジロ&南天

「ウラジロ・南天」正月の注連縄(しめなわ)や鏡餅を飾るのに欠かせないのがウラジロ。 裏が白いので裏白とも書く。 ウラジロはシダの一種。葉裏が白く冬も繁る。シダは歯朶とも書く。 歯は齢のこと、朶は枝のこと。つまり延命を意味する。表も裏も相対するの…

梅文様

「梅文様」菅原道真は学問に造詣が深いこともあり学問の神様として祭られている。 その菅原道真について・・少し。 平安時代、右大臣であった道真は陰謀により流される。 去年今夜侍清涼 去年の今夜 清涼に侍し 秋思詩篇独断腸 秋思の詩篇 独り断腸 恩賜御衣今…

平安の御代

平安の御代に・・・ 天皇の着た袍(ほう)の色は黄櫨染(こうろぜん)色に桐竹鳳凰文様。 皇太子は黄丹(おうに)色の窠(か)に鴛鴦(おしどり)文様。 イメージとしては夏至に南中した太陽の色が黄櫨染(こうろぜん)色。 若々しい日の出の色が黄丹(おうに)色。 …

新春のご挨拶

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