【今朝メールを下さった方へ】
お答えします。(水晶玉を覗く占い師の気分〜)
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「時代劇がとても好きで良く見ます。今まで大河ドラマとかで何度か戦場のシーンをみましたが、上杉謙信が戦場で雀と笹の旗を持っている場面を今までみたことがないのですが・・・」
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というメールをいただきました。
家紋は定紋、替え紋、そして幟紋といくつかあります。替え紋をいっぱい持っている武将もいます。たとえば豊臣秀吉。天皇から桐の紋を頂きましたが戦地では桐の紋とともにひょうたんの幟を使い、城を落とすごとにひょうたんの数を増やして行ったのは有名です。。
また定紋は変えませんが替紋は幾つも変えたりしますし使えます。
上杉謙信の場合・・「笹と雀」紋をとても大切にしていて戦地には絶対持っていったことがないとか。謙信が信ずる軍神は毘沙門天なのでいつも旗には「毘」の字を書いたと。
普通は定紋も必ずと言っていいほど戦地には持っていくようですが。
本能寺の変の時、寝込みを襲われた信長・・・
紛うかたなき人馬の声
館間近く聞こゆるに
枕を蹴って立ち上がり
疾く見届けよとありければ
森蘭丸畏(かしこ)まり 表の方へ走り出で
見越しの松に片手をかけ
右手をかざして見てあれば
雲か霞か白旗に 染めたる桔梗の紋所・・♪♪
(命がかかっている場面でも何処か優雅だね〜)
「白地の桔梗の紋どころ!!」
「光秀謀反にございまする!!」と走る。
この辺は琵琶で嫌というほど謡った。すでに恐ろしいくらいに暗記している。
つまり定紋も掲げているということ。
武将によっては定紋、替紋、幟と・・色々違うということです。
自分の好きなように使ったのではないかと。
謙信がとにかく「笹と雀」の紋を大切に考えていたということではないかと。
戦いの時には「毘沙門天」、普段では「笹と雀」・・
自分の思うところがあったのでしょう、推測ですが。
こんなところで答えになっているでしょうか?
【お願い】
一般の方か、教室の生徒さんかは分かりませんが
これからはどうかブログに関してのご質問はブログにてお願いいたします。(ペコリ)
わかる範囲のことでお答えしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
分からないことに関してはどうぞお許しください。
今からでかけます。
後は帰ってからということで。
あわてて書いているのでどこか支離滅裂。