昨日は金沢で37センチの積雪・・
我が職場の前は吹き溜まりとなり45センチはあり50センチに迫る勢い。
一日中除雪にあたる。
その間、脇道で動かなくなる軽自動車二台救出。
夜やっと道を車が通れるように開通。
で・・ブログの更新が遅れた。
すんません。
「五色」
前回「鴛鴦」の話から「麒麟」におよび五色の色によって「麒麟」の呼び名が変わることまでコメントのゲストによって判明。
「麒麟」は身体が黄色いのが「キリンビール」のあのラベルということまでわかった。
で、その時の話。
「五色」ある・・その「五色」とは
青・赤・黄・白・黒
ではそれは「麒麟」の場合の色分だけか・・・
で、色々調べてみた。
五色揚、五色海老、五色皮、五色団子、五色ナマス、
五色茶漬、五色素麺、五色鳥、五色木、五色酒、
五色針、五色糸、五色の賤、五色の水、・・・・
五色というのは色々、種々、沢山の種類という意味があり大抵の場合「五」という数にこだわらなくて良いようだ。
ただ、今日はちょっと着物に関係ある「五色」について。
☆五色の糸☆
針供養の時につける五種類の糸 青・黄・赤・白・黒
と、いっても針供養をする人もほとんどいない今日。
その五色の糸を入れる特別太い針が「五色針」
現在は厳密な色を入れず色々な色をさした針・・とのこと。
☆五色の水☆
五色の色はやはり「青・黄・赤・白・黒」この色が基本のようである。
ちなみに金沢では昔、「五色まんじゅう」というのが婚礼の時にご近所に配られた。
たしかこの色だった記憶がある。
加賀友禅の「加賀五彩」(五色も五彩も同じ意味)
藍・黄土・臙脂・緑・紫(墨)
白が入らず、青と緑となる。
遠く沖縄の紅型の基本色は六色
青・黄・赤・緑・紫・黒(墨)
同じく白が入らず加賀五彩の紫(墨)が二つに分かれ六色となる。
白はどちらも生地の色であったり、糸目糊の色なので特別色として入れなくても自然と柄に入ってくるためか・・と。
元の中国ではどうか・・・
中国の陶磁器では 「青・黄・赤・緑・紫」
加賀五彩に近い。
そういう風に思うと覚えやすいね。
(どこがじゃ!!よけいわからん!!といわれそうだが)
色々調べているときに面白いことを知った。
五色木=ニシキギ
五色 =瓜
とのこと。
「瓜」を何故五色というか・・・
マニア集団からきっとクエスチョンが来そうなので先手をうった。
今でこそ「瓜」は「瓜」
昔は「瓜」といえば・・・胡瓜、スイカ、南瓜、白瓜、夕顔、マクワ瓜、など・・皆、瓜だった・・
どう??先手必勝!! (1人笑う・・やな性格ぅ〜)