和装組曲♪

・・着付け教室、琵琶演奏、能面制作などに勤しむ日々のあれこれをグダグダと綴ります・・

山葡萄の下駄 4

山葡萄の下駄で4まで続くとは思わなかった。

でもここまで来たらもう書くしかなかろう。

 

昨日遂に・・・届いた。

山葡萄の下駄。

修理完了。

包装紙も洒落ている。

亀甲花菱か・・

ひょっとして亀甲剣花菱かも。

 

f:id:umryuyanagi104:20200504101834j:plain

 

電話の方は流石達筆。

しかも文が実に良い。

 

ドキドキ・・はやる心。

 

どうだ!

 

f:id:umryuyanagi104:20200504101935j:plain

 

 山葡萄の傷みはキレイに修復されている。

鼻緒が後ろ壺に実に良い角度で入っている。

この捻りがないと履きにくいのだ。

 

umryuyanagi104.hatenablog.com

 

 

 

f:id:umryuyanagi104:20200504101943j:plain

 

お〜っ、実に美しい。

 

 

 

f:id:umryuyanagi104:20200504102007j:plain

 

桐の柾目が台の所に来るようにそれは美しい。

痛まないように裏にゴムを貼ってくださったんだあ。

北国では雨や雪で滑りやすいのでゴムがないと超危険。

しかも直ぐに減っていくヤツではない。

中々頑固なゴムである。

鼻緒のすげ処理もそりやあ見事。

麻の鼻緒芯も真新しくしっかりとしていて美しい。

 

完璧〜♪♪♪

 

ありがとうございます〜☆

 

折角なので記事に花を添える。

 

f:id:umryuyanagi104:20200503124534j:plain

 

ついでに蜂も添えた。

 

 

f:id:umryuyanagi104:20200503124514j:plain

 

多分蜂は・・・

 

f:id:umryuyanagi104:20200503124527j:plain

 

フタモンアシナガバチ・・・とみた。

違っていたら教えてたも。。。。。

 

今回で山葡萄の下駄は「   お・し・ま・い  」である。

ちやんと修復できるかが頗る心配であったが、何とか無事終わった。

めでたし、めでたし、である。