2011-01-01から1年間の記事一覧
通常の白い蚕と違い、淡い緑色の蚕がいる。白い蚕からできるのは白い繭、これは緑の繭となる。 一度見たことがあるが綺麗な黄緑色。 その蚕から取れるのも薄い緑の糸。 ものすごく高い。希少価値だから仕方がないのだそうだ。室内の蚕はクワの葉しか食べない…
秋の七草・・・ 桔梗 萩 女郎花 撫子 葛 芒 藤袴七草はなくてもそのうちのいくつかあれば秋草文様。 雅でありながらも切なくもあり・・・ どこかはかなげであり・・・ 寄り添うようでもあり・・・ 金泥の手書きの和装扇。 極細の一本の線・・金泥でこんな線…
半襟の話・・・ 舞妓さんの半襟には二種類。 赤い半襟と白い半襟。舞妓になって三年たたないいわゆる半玉さんは赤い半襟をつけている。 三年たって一人前の人は白い半襟に変える。 それがいわゆる「襟替」(えりがえ)でもこれは舞妓さんの話。 皆さんは赤でも白…
ナナカマド、ユリ、モンステラ・・・・ 「ナナカマドの挽歌」という本が30年以上前に発刊された。 母子心中を図り自分だけ助かった女性が網走刑務所の中で書いたもので一時ベストセラーに。悲しい自伝と7度窯にくべても色落ちしないというその実の赤さが若い…
若干時期的に早いけど「西王母」という名の椿。 咲いたら薄いピンクの花びらだけれど蕾は濃い。本当に小さな一枝。 珠洲焼の篠原敬さんの小さな一輪ざしに入れた。 最初は実がついていたのに、「どの葉を取るか・・・」とあれこれ迷っているうちに気がついた…
10月、11月は Studio Alice さんの七五三のお仕事。10月11月でのべ55人の着せつけ担当者が和装組曲から参加。 養成コース6名が主となってメンバーを構成する。 和装組曲内でのお仕事は私の目が届くが外部でのお仕事は緊張の連続。 前日「スタジオ…
昨日の朝のお仕事。 注文創作帯の結び。二日前に打ち合わせする。本人いわく・・・ 「頭はリーゼント風、帯結びは小さく格好良く。」 「後輩の結婚式なのであくまで控えめに、でもゴージャスに。」 「余興に踊ったりするし、カメラマンとして動く予定。」 「…
今週はこんな感じに。 ニューサイラン ワラタレッドニューサイランの葉がまるで日本刀のようにシャープで格好良い。 ワラタは南国かオーストラリアあたりの花。 (きっと・・のはず・・・多分・・・ ひょっとしたら・・・違うかも・・・ 自信ないので調べる事…
今日の仕事場の玄関・・・題して・・ 「虫愛ずる姫君」バックの屏風は二十年ほど前、京都で買ったもの。 繊細な虫籠は古道具屋さんの奥まった片隅で埃に埋まっていたものを見つけて思わず購入したもの。 中に二匹の鈴虫が入っていたのを、今回はオスの鈴虫だけ…
富士の高嶺を三保が浦 実(げ)に長閑なる春なれや 松原遠く海凪て 吹くも静けき時津風 謡曲「羽衣」を参考として作られた琵琶曲「羽衣」の謡いだし。 在来の琵琶の曲とことなり歌うのにも勝手が違う。 もとよりこれは伝説なのでなんとも・・かともコメント不…
今日からはてなブログ、始めます。 ( 秘かに 平身低頭 ) 今までブログのどこが嫌いかといえば、広告が多すぎ。 で・・・・広告の一番少ないブログを探し、今日発見。で・・・・ちょっとやってみようかと。 飽き性の私〜♪今週のお題は「小さい秋、見つけた」…