帯は大きく分けて染めと織がある。
圧倒的に織の帯が多いのだが、その一本の織帯が出来上がるまでに非常に多くの工程がある。
今日は帯が出来上がるまでの大まかな流れを復習してみる。
企画【柄の設計図】 ・・・図案家がデザインを考え原寸大の紙に模様を書く
↓
製紋【紋彫り】 ・・・設計図どおりに織るためのデーターつくり
↓
原料準備 ・・・上質な絹糸を色・撚り・用途別に準備
↓
機準備【整経】 ・・・経糸の本数や長さをそろえ装置に経糸を通す
↓
織・仕上げ ・・・ジャガード機、綴機など
大雑把な流れはこんな感じ。
二番目の製紋のところで紋紙に穴を開けて作るが、以前は手作業だったらしいが現在はコンピューター化がすすんでいるとか。
今日はその紋紙をお見せしたいと思いこんな話題。
京都の帯の制作関係者の方から送っていただいた。
参考までに・・・
ジャガード機械にものすごい紋紙がかかっていたのは京都の織体験に行かれた人は知っているはず。
中々実際見てみないと分かりづらいのですが…ちょっとでも参考になれば。
和装組曲の事務所の方に置いてあるので触ってみたい方はいつでもどうぞ・・・・