和装組曲♪

・・着付け教室、琵琶演奏、能面制作などに勤しむ日々のあれこれをグダグダと綴ります・・

秋色

梅雨明けが済んだかすまないかではや秋色???
そう・・・昨日は雑誌「Clubism」の九月号「いま注目のトップパーソンたち」とかなんとか・・・の撮影。


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何せ九月号。秋バージョンでしょう〜♪
着物は紫がかった茶色ベースの江戸小紋「毛万筋」
帯は渋い青の変わり「立涌」
どちらもものすごく渋い。
渋いと言えば聞こえはいいがいわば単に「婆むさい」のだ。
ただバックが「花嫁のれん」もしくは「几帳」なので着物は柄がなく単色っぽい方がよいかと勝手にチョイス。誰も意見をさしはさめない。
自分の気分が載らないものは着たくない。
いつもながらわがまま極まりない私。













「か〜・・・っ!!地味!!」
誰もがそう思うはず。
でも・・・こういうコーディネートが好きなのだからしょうがない。
まあ、雑誌向けに帯上げだけは遊んでみました。
帯締めはまさに「葡萄色」(えびいろ)。
ちょっと秋の気配を漂わせての撮影でした。

楽しかったよ〜♪
季節外れの着物を着ると季節の着物の良さが分かる。
でも早く秋の着物を着たくなる・・・不思議。