ためらひて問ひしに鋭き目を返し 君は無言で背を見せゆきぬ 絵のごとき幸に果して住みゐるや 幾万幾千の家々の窓 奥深く心に闇を持ちゐるや かすかな光も眩しと思(も)ふは 病みたるは体か心か寝返れば 月光柔らにこの身を照らす 桜は今日の雨で色あせ散って…
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