和装組曲♪

・・着付け教室、琵琶演奏、能面制作などに勤しむ日々のあれこれをグダグダと綴ります・・

松葉杖

ちょっと不安・・・・というか、予感はあった。

何時からかというと二月に両手両足捻挫した時から。

物凄い衝撃で左の膝を凍った路面に打ちつけた。
それは二月の時にこのブログでも書いたのだけれど。

両手両足の捻挫が完治したはずなのに何カ月も下半身に物凄い違和感があった。
立ったり座ったりするたびが傷みが走る。
きっと年齢による軟骨のすり減りか何かだとも思っていた。

琵琶の演奏会の時にはすでに立つ時座る時に支えがないと出来ない状態だった。
なんと琵琶を支えにたったり座ったり。
琵琶もいい迷惑。何せ物凄い体重がかかるのだから。(笑)
あの琵琶があればこそ・・・なのに
「いい琵琶が欲しい〜」と恩知らずなことを言っていたのだ。
すんません・・・

この夏の暑さとちょっとした疲労が加わり足取りが重い毎日。
ここ二週間ばかり、微熱も続く。
そうっとそうっと過ごす日々。
湿布もし、テーピングもし、体を温めもし・・・
私にとっては実に至れり尽くせり。
そろり・・・そろり・・・
お姫様状態。
ちょっと厚かましいか・・・とうのたった姫様で相すみませぬ。



その挙句の昨日である。
まさに突然・・・
何もしないのに・・・

家に入ろうとした瞬間であった。
膝が「ピキッ!!」となった・・・・勿論音など聞こえたわけでもない。
勿論そんな気がしただけである。
自分の体の中で感じただけのこと。


なんとそこから一歩も動けなくなってしまった。
前にも後ろにも・・・座ることも・・・膝に激痛。

「やっぱり〜」「どうかなったなあ〜」と。

もはや医者に行くしかない。
携帯でタクシーを呼ぶ。
玄関にあった日傘を杖代わりにしとにかく家の前でタクシーを待つ。
脂汗が滴り落ちる。
膝の骨がわれた・・・と思った。
並みの痛さではなかった。
タクシーに乗る時も足を入れる時も激痛で運転手さん見ていられないらしく、
「今本社に無線で言って救急車呼んでもらうから」と。
いやいや・・ここまで来たら自力で。
病院へ着くと直ぐ車いすが用意され一息。

結局・・・・
膝の半月板が壊れたらしい。
多分一月の時にかなりひびが入っていたに違いない。

松葉杖となる。
勿論様子を見て手術かもしれぬ。
手術をしなくても三か月位は杖を必要とする身となる。
ただ少しずつ検査をしていかないと・・・。

ただ何と言おうか・・・
私・・実に松葉杖が上手〜♪。
適応力抜群である。
リハビリ室で皆さんに褒められる。
どうもリハビリの日らしく大きなリハビリ室には沢山の患者さん。
床だけでなく階段の上り下りも実にスムース。
初回で階段上り下り・・・難しくて普通はさせないとか。
理学療法士の方の褒め言葉が私を天まで登らせる勢い。
褒める言葉って大事〜☆
私ももう少し皆を褒めてあげようと反省もする。
私って謙虚やわあ〜なんて一人悦に入ってもいた。

「一度使っていた?」とか
「どこも痛そうな感じせんよ」とか
ついには
「にせ患者やろ?」とか。

あんまり嬉しくもない褒め言葉の雨霰。
リハビリ室から診察室でお医者さまの前で御披露。
気難しいと評判のその御仁、黙ってうなずく。
「私って松葉杖使う天才?」
全く相手にもしてもらえなかったよん。

と・・・言うわけで最近のやる気無さ、ちょっと元気の無さ、なんとはなしの倦怠感・・判明。
あとは治って行くだけさ〜・・。

めっきり朝晩過ごしやすく成り・・・
朝晩の虫の声に癒される。

ちょっとブログは間遠く成るかもしれませんが、平にご容赦を。
皆さんのブログは見に行く所存。
パソコンの前に座らなくても携帯で見られますので。
ただ何人かの方、今まで携帯で見ようとしたのに容量が大きすぎて「表示できません」となる。
そんな方、失礼いたしますです。

ではでは・・・


    このカラス、何時とはなしに我が家に住み着いているのだが、実はあまり高く飛べない。
    どうも雛の時に襲われたのか巣から落下したのか羽がボロボロ。
    飛ぼうとすると広げた羽から向こう側の空が見えるのだ。
    我が家のワンコと共存。ワンコが残した餌を食べている。
    ワンコもカラスも黒。。。
    黒い色がとても好きな私。
    私の腹の中も黒い??
    誰??そんなこと言う人??
    キュートなキュートなお婆です〜♪