京都から帰る電車の時間に少し余裕があったため最終日は賀茂川を歩いてきた。
沢山の鴨たち・・・
雨の翌日だったためか、ぬかるむ土手の道には余り人はいなかったのが幸い。
キンクロハジロの♂
ヒドリガモ♀・・多分。
これはヒドリガモのオスとくっついていたから多分・・
私なんてそんな程度。
マガモ♂
陸に上がったマガモ♂
ヨシガモ♂
鳥の図鑑を見ながら物凄くテキトーに名前や性別を書いている。
違っていても｢それがどうした？？｣の勢いである。
オスは何となく種類が違うのが分るのだがメスはさっぱり。
どれも一緒。もっともっといろんな種類がいるんだろうけど。(笑)
髭さん・・・あとよろしく！！(笑)
無責任この上なし。
「困った婆さんである〜」髭さんの心の声がちょっと聞こえたような・・・♪。
私は目が悪い。感も悪い。勿論口は更に悪い。その上に最近では自慢の耳までが悪い。
だから聞こえなかったことにしよう。
今に始まったことではない、堪忍でっせ。
望遠レンズを持つカメラマンさんたちを上手によけながら(ホント・・・ホント・・・笑・・・)
邪魔しないように離れてパチリ・・・・パチリ・・・・そしてパチリンコ〜☆
ぬかるんだ道に着物や足袋を泥で汚さないように気を付けて撮って来たよ。
雨の中着物を着て泥道をポロチョンカメラで鴨を追っかける私をどうも胡散臭い変な怪しげな婆さんと見ているのが何となく雰囲気で伝わってくる。
「関わりにならんとこう〜」オーラがみんなの背中に漂っている。
「俺に何も聞いてくれるな！！」静かなる拒否の雰囲気を漂わせている。
「話かけてくれるな！！」背中にゼッケンまで付けているような人までいる。
何と、分りやすい〜♪私といい勝負だわ。
景色と一体化した状況で撮影したいのね。
でもね・・・・
着物しか用意して行かなかったんだもん、しかたがないじゃん〜♪
賀茂川の後は横の植物園。その後は糺(ただす)の森。
どちらも鳥の鳴き声を楽しみながら・・・
ここでは最初から写真を撮らないでおこうと決めていた。
特に糺の森には空を覆い隠すような木立の道を歩いていると頭上から降り注ぐ鳥の声、声、声。
鳥の姿もいいけど頭上で聞こえる鳥の羽音、鳴き声、時々木をつつくドラミングの音、飛び立つ時の枝のちょっとはねる音・・・・
鳥の姿だけでなくこんな音も又その時の鳥を想像しながら歩くので何とも楽しい。
鳴き声を聞いて鳥の姿を連想できたらどんなにいいだろう・・・
森を往復しながら自分自身に降り注ぐ鳥の声のシャワーに心まで解きほぐされる〜♪
時々光がまるで啓示のように自分に一瞬の間だが射してくる〜☆
ここにいる間、本当に無心だった気がする。
いやぁ〜・・・癒されて帰ってきたよ。
世間の人が働いている時に、１人遊んできたので心が「チクッ」。。。。。
帰ったらちゃんと仕事しよっ〜と・・と。。☆★☆★☆
