前回「琵琶の体験会」のご案内をさせていただいた。
時期が時期なのできっと迷っている方もいるだろうと多少の危惧もあった。
実際会場は沢山入ることができる110畳の大広間。一畳に2人としても200人は優に入れる大会場。だがソーシャルディスタンスを取って最大75名~65名位が妥当ではないかと会場の担当者と決めていた。実際、会場に椅子を並べ空間を考えながら、舞台との距離を確認しながらの作業であり計算であった。2階の会場の片側は全部窓なので、窓を全開にして通気をよくする。舞台との距離は3メートルは空ける。舞台には当然アクリル板を設置する。できる対策は余すところなくやる。
70名・・それは最大の人数である。
しかし最少の人数もある程度考えていた。
どんなに人数が少なくても構わないとも考えていた。
5人来てくださったらその5人の方に満足してもらえるイベントにしようと決めていた。だから内容の充実したものにすることが自分たちのできる最大の事だと考えてもいた。来てくださる方に満足してもらえるように・・それしか考えていなかった。たとえ5名の人数でもとても満足して頂いたら、きっと来年も来てくださる。先に繋がる事を考えたかった。
それが・・・
何と10日間で予約完了。70名の応募者。応募は打ち切った。
追加でなんとか・・・という方もいらしたが、自分たちで決めた会場の定員もある。準備の都合もある。大変申し訳ないがこの人数で執り行うこととなった。
予約を取れなかった方々には申し訳ないが、来年も趣向を変えて開催する予定なのでまた来年・・・ということでご理解願いたい。
今回参加される大半の方々が、以前の「おさらい会」や「演奏会」に来てくださった方々であったのはとても嬉しい。「また楽しませてくださいね」「行くことを楽しみにこの時期をを乗り越えますね」の一言を添えて申し込まれた方には胸が熱くなった。全く初めての方もいらっしゃる。「知り合いに聞いて是非一度聞いてみたい」と。
皆さん会費も早々に払い込んでくださったので人数も確定。
後はこちら側の内容を詰めていく作業である。人数が確定したのでパンフレットも発注できた。あと2~3日で仕上がる予定。
協賛いただいた会社は20社。本当にありがたいことだ。この会社の協賛金があったのでチラシやパンフレットを作る費用ができたのだから。
パンフレットができ次第、協賛社にご確認頂きに上がります。
この場を借りて協賛していただいた皆さんに御礼申し上げます。
まだ印刷は出来ていないのだが、一応こんな雰囲気の冊子にする予定。全24ページである。初心者の方にもわかりやすい内容を心がけてみた。
当日最後に私が歌う「井伊大老」の台本も付ける予定。
これは皆で手分けして自家製本。
しかしこんな時勢である。その時の金沢の状況もどうなるか不明なので余りに危険なら当然イベントをキャンセルする予定だ。その辺の詳細は参加者には7月の初旬にお手紙を出しますね。
と、いうことで最後はこの写真で終わりにしよう。
初めて私たち加賀支部が手掛ける「琵琶の体験会」。
頑張ります。