和装組曲♪

・・着付け教室、琵琶演奏、能面制作などに勤しむ日々のあれこれをグダグダと綴ります・・

久しぶりのいろは会です〜♪

9月1日から

「薄物」(うすもの)→「単衣」(ひとえ)

にこの日を境に替わる時期。
勿論、着物の世界では。
一応そうなっていても暑いのは8月31日も9月1日もどれほどの差があろう。
暑いのは暑い。30度を超えるのは一緒。



9月3日、恒例の「いろは会」が開催。33度。
皆で着物を実際に着て勉強会。
この日のテーマは「着物の模様」について。



出席者は・・・・




思い思いの着物姿で参加。


「帯が物凄く滑って絞めにくかったの。たれがちょっと長くなってしまった。」と。
たれが1〜2cm長い。しかし、そういうことが分かるようになってきたのも流石。

そう・・・帯は余りにピカピカ、ツルツルし過ぎるとちょっと滑りやすく絞めにくい。
でもそういいながら何とかしてくるのも腕のうち。
段々そういうことができるようになってきていてとっても頼もしい。


実はこの日の前日、以前養成コースにいた生徒さんがちょっと和装組曲に寄ってくれた。
コーヒーを(勿論インスタントでありんす)いれて二人色々昔話に花が咲く。
「たまには格好良く着物を着ていろは会のメンバーに見せてあげて・・」という私に、
その方の言葉。

今の「いろは会」のどの方も物凄く上手に美しい着方をする・・・と。
とても私なんか習い始めてあんなに美しくなかったわ・・と。
恥ずかしくて皆さんの前に出られん・・と。
いやいや・・そこを一歩進むと自己鍛錬、自己修練の道が開けるはず。

しかし、実は私もひそかに同じような事を思っていた。
今の「いろは会」のメンバーは物凄く美しく着る。日を重ねる度にである。
しかも小物などの合わせ方もとても上手。自分が美しく見える術さえ分かり始めているような風に見える。
日が浅いのに、大したものである。この日参加されていない方が3人ほどいたのだがどの方にも言える。




着方だけではない。
知識もである。
本当によく勉強していて質問すらいつも核心を突いてくる。
「そう,来たかぁ〜」と舌を巻くことすらある。
実に頭のいい方々ばかりでもある。
だからいつもやっていて本当に楽しい。

今回はケセラセラさんがちょっぴり講義。
しかしいつも私は
「物凄く難しいことはややこしくなるので、簡単な基礎知識でいいよ・・」と言っている。
でもこの日は
もうこの方々に基礎知識では頼りなくなってきているに違いない、と思ったのも事実である。
もう少し難しい領域に足を踏み入れてもよさそうである。


で・・・
次回、 9月24日は袷の着方と紋の話。紋はせめて自分のおうちの紋くらいは調べておいてくださいね。
次々回、10月8日はコートや道行、羽織について脱いだり着たりの実践を交えながら道行の襟の形など講義も少し。
そして10月29日は着物での料理のいただき方の作法などを勉強して「いろは会」は終了しますね。

11月からは中級「ゆめみ会」の勉強にしましょう。
「いろは会」は名前の通り、着物を着ての初級の手ほどきと、本当に基礎知識のみ。
一応着物を着れて、帯ができて、人にもちょっと着せれて、知識も所作も最低限のことをと思ってきましたが、もう基礎知識は十分。
11月からは中級編。「ゆめみ会」は「いろはにほへとちりぬるを・・・・あさきゆめみしえいもせすむ」の最期の「ゆめみ」。
もう少し踏み込んだ知識の習得に頑張りましょう。「いろは会」のチケットそのまま使えます。




以前養成コースにいた方、または和装組曲の卒業生、来たれ〜。
美しい着姿で皆さんを鼓舞してあげてくだされ。
案外着ていないと中々美しい姿からは遠のくのが現実。
この「いろは会」や「ゆめみ会」に参加しようと練習するのも一つの自己錬磨。
かつて一応習ったけどもうほとんど忘れてしまったという方もこれを一つの練習と思い又着物を着てみませんか?

以前着物の着方を習ったことのある方は  一回参加費は3000円、
養成コースに在籍されたことのある方は  一回参加費は2000円、
卒業までこぎつけた強者に関しては    勿論いつだって無料




お茶を飲みながらワイワイと人の着姿を批評しましょう。
物凄く辛辣で物凄く怖い・・・でも次回は物凄くきれいに着られる事請け合います。
和装組曲でこの会に耐えられる方は多分どんな人間関係でもへ〜っちゃらになる、はずさ。(笑)

ただし・・・事前予約必要。お茶の準備と駐車場の関係〜。
待ってる(^^♪