実をいうと、最近ブログをそろそろ辞めようと考えていた。
今日のこのブログで２９７回である。
３００回で終わりにしよう・・・と秘かにそう思っていた。
しないといけない事が多すぎるのか・・というとそうでもない。
どちらかと言うと仕事の量はまだまだ少ない方かもしれない。
最近の体調不良は、自分の処理能力がすこぶる落ちているせいに違いない。
何をさせても自分がサッサッサーとやれていないのだ。
自分自身へのもどかしさにイライラしたりもする。
精神衛生上良くない。
着物は決して敷居の高いものではないのだと言う考えの普及になれれば・・・とか
一切の補正をなくして着物を着ると如何に着心地が良いか…とか、
私自身の「着付け」という仕事へのこだわりへの理解の一翼になればいいなあ・・・とか、
ついでに自分自身のちょっとした楽しみにもなれば…とか、
そんな気持ちで気軽に始めたブログである。
最近では周りに迷惑を掛けているだけではないか…とも思えてくる。
私のコメントにだけ毒があるのではないか・・というご批判もあった。
雲龍柳は私に悪意をもっているのか・・という手紙までもらった。
毒がある・・・というなら私自身があくの強い性格であるので素直に書いたコメントには強烈な物言いがあると取られても仕方がないと思っている。だけれど、悪意をもってコメントを書くことはない。それは断じてない。なぜなら悪意を持つ相手には一切そのブログには訪れないのだから。コメントを書けるはずがない。気持ちの何とか通じると思う方のブログにはいかせてもらっているし、コメントも楽しんで書かせてもらっている。様々な誤解があるようで全て私自身の不徳の致すところ。某政治家みたいな書き方になった。（笑）
最近ではそういう方々のブログにさえなるべくコメントは書かないでおこうとすら考え、書いたコメントを消すことも何度もある。此の方なら絶対変な取り方はしないだろうという方にしかコメントは残さないでいる。
指摘をいただいた「何故か私のコメントにだけ悪意が感じられ…」というくだりにはちょっと思い当たらないのだが。なぜそのような取り方をするのかが理解不能。私はコメント返しをすこぶる楽しみにして書いているのに。もし問題があるとすればその方自身の心にあるのではないか・・・とすら思う。人間自分の心でチクリとくるのはその人自身が其の事をいつも知っているからで悪意を持って其の箇所だけを狙い撃ちすることなどそうそうできるものではないのだから。
しかしながら、結局私自身がどう言い訳しようが、相手はそう思い込んで決めつけているのだから仕方がないのだ。で、一切返事は出さない。メールであろうが、手紙だろうが、ハガキだろうが。そう思いたいならそう思ってくれてもかまわない・・と。この辺が自分の嫌な性格なのだろう。言葉を尽くして、気持ちを込めて相手の誤解を解こうとか、わかってもらおうとかを一切しない私だ。どうとでも勝手にして下さい…となる。
コメントを下さった方やブログの書き手をヨイショしようとか、いい気持にしようとか、そんなことはちらりとも思っていなかった。素直に正直に思ったままいつも率直に書いていた。相手が嫌なら私のコメントを削除するだろう。また不快なら不快と言えばいいではないか・・。それがまたブログの楽しさだと思ってもいた。私自身も何度か私のコメントを削除されている。「あちゃっ！！気にいらなんだのね〜」と思ったこともあった。
で・・・・長くなった。
そういう訳で段々ブログが面倒くさいものになって来ていた。で・・・冒頭の言葉になった。３００回の句切れで辞めるか…と。気持ちはかなりそこに落ち着いていた。そうしよう・・・・と。
しかも六月の終わりから体調不良で何度か点滴を受けていた。薬を手放せない状態でもあった。
以前書いたと思うのだが、 私は極真空手をやっていた時がありその試合で対戦相手の男性の「かかと落とし」をもろに受けてしまい二か所の頸椎損傷と二か所の腰椎損傷を持っている。疲労が重なると腰椎や頸椎がずれてしまい、体に色々不具合が生じるのだ。私の持病とも言えなくもない。
こういうことは以前にも何度かはあった。特に仕事が物凄くハードになり食事や睡眠が十分に取れなかったときである。今回はそんな忙しさとは程遠い。多分加齢による処理能力の低下から来るものに違いない。
仕事にならないような時は教室を変更してもらったり、ケセラセラさんに頼んだりと調整。
ここ一週間ほとんど起きることができずベットで横になる。
気持ちも段々辛くなり、こんな自分が仕事をすることは無理かな・・と弱気になったりもした。３０〜４０人の着せ付けが七月と、更に八月にも同じ人数ある。受けた仕事だ。此の時までに体調を何としても元に戻さねば・・・と気持ちを奮い立たせたりもするのだが、ふらつく身体で職場のパソコンを開き、ﾒｰﾙを見れば同業者らしき人、他のプロガーさんからの訳のわからない嫌がらせのメール・・・一度に力が尽きてしまう。
私はブログは仕事でのＨＰとリンクしているので住所も名前も全てオープンと同じこと。仕事柄からも誰かを非難したり棘を含んだり、悪意を持ってコメントを書くと言うことはまずあり得ないのである。何故にそう思われたのかがホント、理解できない。
自分にパワーとエネルギーがあれば、ある時はものともせずに跳ね返したり、あるときは笑い飛ばしたり、あるときには完全に無視したりと負けはしなかったのに。
まさにそんな気持ちどん底、最悪の時であった。
一枚のはがきが届いた。
広島のＳさんという方からだった。
(勿論住所氏名全て書かれてはいるのだが、ここでは苗字を書くことも避けるべきだろう)
要約すると・・・
毎日着物を着て育児、家事、炊事などをこなしている。
和装組曲のブログをいつもとても楽しみにしてみている、と。
人生の事、怪我の事、鳥の事、着物の事・・・
いろんな意味で物凄く勉強になるし自分には励みになる、と。
ただ感謝の気持ちを伝えたくてハガキを書いたと。
和装組曲のブログの一つ一つが自分の心に深く残っている、ただ「ありがとう」という言葉を伝えたかった、と。そのかたは「突然かつ礼儀を欠いた文章ですみません」とも書かれていた。何をおつしゃる・・・こんな嬉しいハガキ、文章を頂いた私は涙が出るくらいジーンとなりました。私の方こそ「ありがとう」です。
この方のハガキ一枚・・・それで私の気持ちは復活した。
愚痴愚痴かんがえまい。自分の仕事を黙々とこなそう。
たった一人でも私のブログをこうして待って下さる方がいるのだもの。
その方だけの為に書いたっていいやないの・・。
ハガキを読んだあと・・
起き上がり…
シャワーを浴び・・・
ヘアをブローし・・・
化粧をし・・・
仕事の制服に着替え・・・
そして仕事場に向かう。
広島のＳさん・・・私の方こそありがとう。
頑張りまっす〜♪
今回のブログ、あなたの為だけに、あなたに感謝の気持ちを伝えたくて書いたよ私。
お婆・・・・・〜・・・「復活！！」
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最後に今の私の気持ちの一枚・・・題して・・
「直(す)ぐなる道」
