七月・・・月日のたつのは本当に早いっ〜♪
タペストリーは花火。
琵琶のお人形もちょっと休憩〜☆
今日は夏の着物、浴衣など最近の写真をあれこれ〜。
最初のお二人は四回で着物も帯も着られるようになったため、チケットが一枚余った。
で・・・その一枚で浴衣を習われた。二人ともリバーシブルの浴衣帯なのでそれを生かしてご自分で考えられた帯結び。と、いっても基本の文庫を少しアレンジしたもの。
最後の方はご自分でも勿論、お嬢さんに自分で着れるように教えてあげたいとのご希望。兵児帯や飾り結びなど一通り結ばれた後、自分用に「貝の口」を。下から写した写真でお分かりかと思うが結び目が丁度「貝」の合わせ目に見えるところからこの名前がある。ちなみに男性の角帯にもこの結びは使われる。
最後にこの方を・・・
浴衣は昔は湯あがりに来た夏の衣。
おのづから涼しくもあるか夏ごろも
日もゆふぐれの雨のなごりに
(藤原清輔)
今は浴衣で花火大会やビアガーデン、お食事、おさらい会などの習いごとなど街中で見られるくらいに日常となっている。でもあくまでもカジュアルなものだと思ってほしい。もし、ちょっとでも場が利くところに行く時はこのように夏用の長襦袢を着て、足袋をはき、下駄ではなくて草履をお勧めする。浴衣らしくない柄だと綿の着物として重宝する。
上の方は身内の集まりなのであくまでも自分流に楽しんで。
同じ方が着物を着られてパーティーへ行かれた時の写真・・・
同じくご自分で着られたものだが微妙に雰囲気が違うはず。
ちなみにこの方はこの時は習い始めて三回目である。
浴衣は四回目の時のはず。
自分で着物を着るとこういう風に行く場所、目的、自分の雰囲気まで微妙に変えられるというのが嬉しい。
会場で
「ご自分で着られたの?」ときかれて
「はい!!」
と答えるのが物凄く気持ちよかったと。
ちょっと人の目も意外そうに見てくれ、自分も誇らしかったと。
美容院で着せつけてもらっていた方もいてもそれとは自分の中でちょっとステージが違う・・・
「自分で着る・・・ちょっと着崩れてもささっと自分で直せる・・・それが素敵〜☆」と。
そんな言葉を聞くと私も嬉しい!!
みんな、着物着続けてね〜♪
蝉の羽の ひとえに薄き 夏衣
なればよりなむ ものにやはあらぬ
(凡河内躬恒)
蝉の羽のような薄い夏ごろもは「上布」というのだが、それは又今度機会があればお見せしたい。