和装組曲♪

・・着付け教室、琵琶演奏、能面制作などに勤しむ日々のあれこれをグダグダと綴ります・・

新しい教室始めます〜♪

職場の玄関・・もうこんな時節・・


わが和装組曲は着物の畳み方は勿論のこと、足袋の履き方すら知らない方々でも5回で着物を着て外に出られるようにしますとうたっている。

実際は5回かからない方も多い。
勿論手結び・・・道具は使わない・・補正もしない・・
これは多分よそではないはず。

自分の着物ではなく寸法のちょっと違うお母さんの着物で習いに来られた方・・
袖の丈が今のものより若干長いのでお分かりかと思う。
この方はこの日が3回目。皆自分で着られこのまま帰られた。
この写真は下の事務所で次回の予約をされているところ。


何人も既に紹介しているのでもう疑っている方もいますまい。(笑)
最年少は18歳。最高齢は80代。
要点だけ、コツだけ、美しく見える黄金律のみを主に教えている。
だけどどんな場合でも本人の努力、練習が不可欠である。
一気に5回で着られるように持っていく。
あとは「習うより慣れろ」だ。
開業当時は普通の着付け教室の感覚で来られる方が圧倒的。
かなりカルチャーショックを受けられたのではないか。
戸惑われた方々が多かった。

アメリカナイズされた着付け教室とおもってたい」
と説明していた。(国語的にはこの使い方は少々変だが、ニュアンスでご理解いただきたい。)
最近では噂で・・とか、お友達がここで習ったとか・・といって来てくださるのでおおよその概要を掴んできてくださるのでとてもやりやすいし楽しい。

目から鱗〜」と喜んで帰られる。
5回かからない方がほとんどになってきた。

ただし・・・ただし・・である。
簡単にできたものは簡単に忘れるのだ。
何年もかかって身につけたものは案外直ぐには忘れない。

そのため着物を時々着てくださる方は大丈夫なのだが、中々着る事のない方は半年後、1年後着ようとしたら忘れている・・・と言うこともあるのだ。
お茶、お花・・・自分で着る機会を作れる方はいい・・
日舞、三味線、お琴・・・舞台に上がられる方は忘れようがない。

仕事に追われ、日常に追われ、家事に追われ、子供にかかりきりで、
と言う方が案外忘れてしまう。ある日突然どうしょう〜となる。

で・・・おさらい会を兼ねた着物の勉強会の教室を月一回開くことにした。
で・・今日のブログはそのご案内。


       ☆★☆  組曲くらぶ」  ☆★☆

   
   毎月第4土曜日午前10時から60分程度
   受講料は1回1000円

一回1000円・・・破格でしょ? なぜか?
本当は2000円でも良かった。間を取って1500円でも。
でも釣銭を用意するのが面倒くさかった。基本教える事以外に無駄な労作を費やしたくないのだ。(単に面倒くさがり屋なのだ)
で、できるだけ皆が釣銭を要求しない額にした。
基本、和装組曲の料金設定は全てそう・・・
チケットも5枚15000円というのはそこから。
最初は5枚13000円だったのに皆、見事につり線のいるようにお金を支払う。
で、釣銭のいらぬように設定しなおした。
でもまだ釣銭のいるように出す人がいる。あまりにそういう人が多いようなら5枚で20,000円にしようとさえ思っている。これは本当に真剣な話。
この新しい教室は一回1000円、釣銭のいらぬようにお願いしたい。
1000円そのものが破格なのだ。いらぬことに無駄な時間も神経も使いたくないのだ。
なにせたった一人でやっている弱小教室。



話がそれていく・・・もどそう。

着物を着る事を忘れてしまった・・
着物を着ても行くところがない・・
着物を着れるけど何処か美しくない・・
結婚式やパーティーの時の為に復習したい・・
着物の知識を勉強したい・・
季節の着物のいろはをしりたい・・
その季節季節に合ったコーディネートや着方を知りたい・・
他人のコーディネートを見て刺激を受けたい・・・
タンスから出てきたこんな着物・・何時着ればいいのか・・

どんなことにでも応ずべき対処いたします。
1回だけでも毎月でもOK、自分の都合に合わせて利用してくだされ。
ただし着物で来ること。始まる前に教室内で着られてもいい。
勿論和装組曲で着付けを習われた方限定。
開始は6月の第4土曜日から

    6月22日(土)午前10時から

必ず予約必要。指導は誰が当たるかはまだ未定。
私もしくはチーム・HASEGAWAのメンバーとなるはず。
気軽な茶話会形式を取りたいと考えている。


  













          【ここだけの話】     

本当は来年か早くて今秋からの予定だった。
5月にも6月にも私は琵琶の演奏会があるので目茶忙しい。
7月は薄物の着物となるので浴衣の練習が入り更に忙しい。8月は着物を練習するには暑すぎる。
早くても秋からにしよう・・・と秘かに思っていたのだ。
秋からなら何とかなる・・と。遅ければ来年からと。
でも色々な方にせっつかれていた。
「5回で着られても着物の知識もなければ格式もしらない」
「実際着て行くとなるとコーディネートが難しい」
「教えた後のメンテナンスもきちんとしてほしい」

   ・・・「御意!!」・・・

ゆっくり、のんびり、とろとろっとしていられなくなりそう・・・
がんばる所存。
どうぞよろしく。