今日の我が職場の玄関。
壁の「小面」は我が作品。
右手の階段を昇れば着付け教室「和装組曲」である。
左手の暖簾をくぐれば・・・こんな空間。
小さなお気に入りのミニギャラリー・・
山岸大成氏の香炉とぐい飲み・・
ここは着付け教室とは別に自分の気に入ったもので飾られた部屋
焚く香はいつも沈香、この重い香りが何とも心地よい。
障子戸を開ければ一番好きな竹が見える・・・
タペストリーとして飾るのはこのブログで知り合った方々が下さった唐織の帯
いつも大事にしている。
そう・・ここは私のとっておきの場所
琵琶を弾く場所。
そして・・
今年からこの場所で琵琶教室を始める。
習い始めた時はまさかこんな日がこんなに早く来るとは思いもしなかった。
去年「教師免許の試験に挑戦しなさい」と師から言われた時も何度か落ちることを密かに覚悟していた私である。
歌法も弾法もまだまだ未熟でとても一度でクリアーできるなんておこがましいと思ったのであるが何事も挑戦・・・落ちたら落ちたでそこからきっと次の課題が見えてくるに違いないと思った。落ちることを恐れて辞退するのはもっと卑怯であろうとも。自分の足りないものとキチンと向き合おう・・と。
去年12月、免状を受け取り感無量。
「あ、あ・・・何て私は果報者~♪」
私の琵琶の教師としての新しいページが始まる。
ブログの皆さん、和装組曲の皆さん、
もし琵琶に少しでも興味があれば覗いてみてください。
何かを習う時、それが楽(らく)と理由で選ぶ方もいるかもしれない。
でも、本当にそうだろうか。
険しく辛く時にはくじけそうになってもそれを乗り越えた時の喜びはきっと「楽しい」はず。「嬉しい」はず。とてつもない喜びはそんなところから生まれるのではないだろうか。岩あり、壁あり、茨あり・・平坦な道よりやり遂げ成し遂げた喜びはとてつもなく大きいのだ。
「楽」と言う字と「楽しい」と言う字は同じ字を書く。しかし中身は物凄く違うと思うのだ。「楽」ではないけれどとても「楽しい」世界・・・一緒にやってみませんか?
今、和装組曲のHPを少し手を入れている。一月中には何とかお見せできると思うのだが、ブログではちょっと早くご披露した次第。
きもの文化検定一級合格と・・・
錦心流琵琶教師免許合格と・・・
この二つのタイトルはずっと心に待ち望んだ私の長年の夢だった。
このブログを始めた時からこれらに悪戦苦闘、七転八倒していた様が恥ずかしながら一杯。一杯ではあるが、それはそれで実に楽しい思い出でもある。(笑)
着物と琵琶、今年は更に更に頑張るのだ。
ステージを上げるために更に更に精進するのだ。
なにせ人生百年時代。
自分を錬磨する一つの方法・・それが
今からスタートだと思うと更に愉快ではないか。
年寄りでも何でもやってやれないことはないのだ、と。
神社で今年ひいたおみくじ・・
思う事思うままに成し遂げて
思うままなる人生を行け!!
はい、神様にもお許しいただいたのだ。
・・・・・・一直に・・行くぞこの道、まっしぐら・・・・♪