忙しさと暑さに追われあたふたとしている間に早やお盆の時期。
皆さんからは熱中症?と心配頂いたり、元気になるようにと色々気を使って頂き謝謝。
私は程々、そこそこ元気です。
本当にありがとうございます。
で、久しぶりに更新。
現在琵琶は「壇ノ浦」に挑戦。
平家と源氏の戦いは「一の谷の戦い」「屋島の戦い」と続き最後は「壇ノ浦の戦い」。
来年の4月の演奏会には是非この曲を弾こうと思っている。
今年は8月末には「祇園精舎」、9月は「横笛」を演奏予定。まだ未定だが、ひょっとしたら「敦盛」も有るかもしれない。
そういう訳で今はこの四曲を抱えて過ごしている。
さてさて、能面は「中将」の面。
中将はひな人形のように美しく高貴な雰囲気をたたえている面。
眉間の皺が八の字に刻まれていかにも平家の公達の柔らかで少し苦渋を感じさせる面差しである。
この中将の面を用いるのは在原業平の亡霊とか、修羅道に落ちた平家の公達(清経とか、忠度とか、通盛とか)
元々は光源氏のモデル源融にぴったりと嵌るととも。
以前アップしたのは確かこのあたりまで。
今はここまで。
先はまだまだ長い。
もっとも私自身は少しも急いではいない。
のんびり楽しんでいこう…。
次回は口に鋸を入れようと思っている。
その次は鼻の孔、そして緊張の目となる。
段々佳境に入っていく…あくまで予定。
さて、もう一つはボイトレ。
今練習しているのは「波浮の港」(はぶのみなと)、もう一つが「平城山」(ならやま)
中でも「平城山」の歌詞が物凄く美しく格調がある。
「平城山」
作詞 北見志保子
作曲 平井康三郎
1 人恋ふは悲しきものと
平城山(ならやま)に
もとほり来つつ
たえ難(がた)かりき
2 古(いにし)へも夫(つま)に恋ひつつ
越へしとふ
平城山の路に
涙おとしぬ
歌う段にはまだまだ自分の力不足は当然であるのだが、高い音が何とか辛うじて出せると物凄く気持ちが良い。
ボイトレの先生からはこの歌を舞台で歌わないかと以前言われたのだが、いやいや・・・とてもそんな・・
8月末なので色んなイベントと重なり私的にはとても時間的にも精神的にも無理。
でも来年は、いや再来年かも・・いつかこの曲を歌ってみたいなあ・・と思うので無茶苦茶無謀ではあるのだが挑戦させて頂こうと思う。
いつかそのご報告もさせて頂ければ嬉しい。
因みに今年はその日の舞台で琵琶で「祇園精舎」を弾き語り予定。
どうなりますか・・・
最後になりましたが、本来の仕事に関して。
暑い時期なのでしばらくお休みを頂きました。
「どうしても、今習わないと困る」という方以外は9月からと案内をさせて頂いていましたが、急ぐ方はお盆明けからお受けしています。
ご不便をおかけしました。来週13日からお受けいたしますのでどうぞ予約を入れてください。
8月25日のいろは会もそろそろ近づいてきました。
参加の方は簡単角だし太鼓である「銀座結び」を実技で指導しますので腰紐を一本ご用意ください。
ではでは・・・その時にお会いしましょうね。