今回の「いろは会」は浴衣などに結ぶ半幅帯の結び方を実践してもらった。
勿論浴衣に限ったことではなく、カジュアルな着物の帯結びとして使ってくださるとそれはそれでお洒落でもある。
そんな時は化繊の帯ではなく、博多の帯をパシッと結んでいただけるととってもスマート。
実際ネットなどで色々結び方を見てみると色んな結び方がある。
しかし基本の結び「貝の口」と「文庫」の応用が圧倒的に多い。
この二つの基本の結びさえできればあとは自分で色々アレンジすればよい。
今回はその二つに加えて「絶対忘れない失敗しない結び」を伝授。
要所要所でここさえ守れば帯は崩れない…というものに挑戦してもらった。
勿論、結びの基本は「貝の口」と「文庫」。
この日参加された方は六名。
その方その方で浴衣や帯に幅や長さ、色など制限がある。
その中で自分の帯用のスキルを覚えてもらう事にした。
流石にこれは大きすぎる。
十代の女性の帯の大きさ。
大きすぎるとちょっと野暮ったくなる。
後ろの帯幅を半分にして・・とアドバイスした。
蝶ちょの大きさは年齢や体の大きさ、厚みなどで各自加減しないと何処までも勘違いした雰囲気になってしまうので気を付けて。
特に赤い帯はコンパクトにした方がシャキッと格好良くなる。
次の方・・
この方・・・雰囲気をがらりと変えてきた。
「いよっ!!!天城越え〜!!!」
と声がかかる。色っぽくも大胆。
ヘアスタイルも前回の子供っぽいのとは大違い。
「物凄く頑張って自分でやりました。」と。
人間やればできる。(笑)
出来るように頑張るから次が更にステージを上げられる。
前回とは別人。浴衣はある意味物凄いコスプレでもある。
次の方・・・
手慣れたものである。
次の方・・
この方はとてもお若い。でも落ち着いた雰囲気でしっとりと着こなしている。
「久留米絣に麻の帯」と自分の着物や帯をちゃんと説明できるのも素敵。
髪も実に美しい。
髪は美容師のお母さんが結ってくださったとか。
お母さんに浴衣や着物を着せてもらえるのに敢えて習いにいらした訳を聞く。
しかも県外からの参加。
「自分で着物を着られるようになることは大切」
と言われたようである。
お嬢さんも凄いがお母さんも凄い。
皆さん本当に色々自分なりの創作に励んでくださったのだが、
この辺にしておかないと多分直ぐ今月の容量が満杯になるに違いない。
ではでは・・・
今回はこれにて・・・(^_-)-☆
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今後の「いろは会」のご案内
★ 8月25日(土) テーマ「秋の気配」
時間が許せば「銀座結び」に挑戦。
六通、又は全通の帯でいらして下さい。
名古屋帯でも袋帯でも可能。
★ 9月29日(土) テーマ「秋の模様」
時代と共に変化していった特徴的な文様の話。
正倉院文様・有職文様・名物裂などについて。
その他琳派文様について簡単に触れます。
※詳細はメールにてお問い合わせください。
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