和装組曲♪

・・着付け教室、琵琶演奏、能面制作などに勤しむ日々のあれこれをグダグダと綴ります・・

手縫いで縫う「浴衣」講習会第6回目

木蓮の美しさに騒いでいるうちに早桜も満開に・・・・いやいや散り始めているところもある。




このところの暖かさに、花という花が一挙に開く感がある。


灰色のちょっと渋いくすんだ風景が一挙に華やかで自己主張をしているようで面白い。







色の華やかさもさることながら自然の織り成す幾何学的な造形美も美しく目を見張る。





さてさて、今回の講習会は、脇の始末の方法を中心に。


イカの頭のような三角ができる。
これは内揚げを平べったくし縫い目をぼこつかないようにするための処置の一つ。





ただ写真を見たりしてできるほど簡単ではない。と、いうのは先生が説明しながらやってくださるのを身近で見ていても初心者にはほとんどわからないから。
自分でああだろうか、こうだろうかと考えながらやがてなんとなく要領がわかっていくのでまずはやってみるしかない。

「痛っ〜!!」
針で指を刺す人もあり。



人のことをかまっている余裕はない。皆真剣。和装組曲は全て自己責任。
かくいう私はこの講習の間に二度針で指を突く。絆創膏など探している暇もなく、目についたセロテープで応急措置。布に血が付くと嫌なので。


今までは時々話をしながら手を動かしていたのだが、この日はものすごく真剣で、気が付いたら私はほとんど一言も発していなかった。
「こんな感じですかね?」と聞く。先生「ほんでいい。」
で、やっと・・・やっと写真をとる余裕できたのだから。
その日のことはその日にできるようにしておかないと・・。
悠長なことをしていたらいつまでたっても甘えたことばかり言って先に進まないから。
出来ない言い訳ばかりしているのは嫌だから。それに一晩寝ると全て忘れてしまうというめでたい昨今の我が状況もある。


あとは両脇をくけてこの日は終了。

くける距離が長くなればなるほど大変なのが、針に糸を通す作業。えっ?笑い事ではない。
段々老眼になると針に糸が通らなくなる。糸を通すのに異様に時間がかかるのだ。その時間がもったいない。
私はいつも講習会の前、三本の針にかなり長い糸を通して準備しておくようにしている。
三本が限度。四本すると針山で糸同士がまつかってしまう。
三本の糸が通っていると何とか一度、糸通しの時間を取るだけで済む。
しかしこの日は流石に何度も通さないといけなくなり、私は目に入れたコンタクトを外して何度か糸を通していた。

で・・・・お助けグッズを紹介。


一人の生徒さんが持参し糸通しに使っていたもの。
一瞬で針に糸が通る。
このグッズは三千円くらいするそうである。
千円くらいのものもあるらしいがその程度のものは案外壊れやすいとか。
私もどこかで探してみよう…



カワラヒワ・・・窓越しでピンボケ(笑)



いつものアカハラ・・・・勿論同じ個体かどうかは不明。
ただ毎日見ていると情がうつり、案外同じに見えてくるから・・・あ〜ら、不思議。


珍しくシロハラ・・・ん?お腹が見えないけど・・・多分。


鳩・・白という色はやはり美しい。


やせっぼっちのツグミさん・・。


マッチョなツバメさん・・・



時は正に春。
そろそろ、何か新しいことを始めようと思っている。
仕事の休みは水曜日。
午前は琵琶、午後はボイストレーニング、夜は空いているので・・

私の場合は
     全ての道は琵琶に通ず〜☆

次回はその話を〜・・・・・(^^♪