和装組曲♪

・・着付け教室、琵琶演奏、能面制作などに勤しむ日々のあれこれをグダグダと綴ります・・

高島田

先日来、引っ張ってきた高島田です。



やはり写真があるとものすごく分かりやすい。
ただこれは髪型だけなので実際はこの髪型に好きな簪を飾る。


この髪は昔の物でなく案外新しい。黒髪ではなく、茶色がかっている。
だから写真のような簪も映えるはず。
ちなみに合成樹脂の鼈甲風の簪も。

実際髪につけてみると・・・



























こんな感じ。
好き嫌いは各人の好みにまかせよう〜

ただ、今の結婚式では打ち掛け姿でもお色直しでもこんな日本髪より
大きな盛り髪にして生花やブリザーブドフラワーをつけるのがはやり。
今の若いお嬢さんは彫りが深く髪も黒い方も少なく体型も欧米化しているのでその方が自然に見える。

今では懐かしい日本髪さあ〜♪

そうそう・・・
髪の部分の説明が分かりづらいと言っていた人がいたので説明するね。
これは写真の後にアップするのはものすごく気が引けるのだが、
お絵かき帳・・・の出番である。
早く上手にならねば・・いつまでも「下手なので・・・」と言い訳しないといけない。
今日はちょっといいこと考えた。
アップにするとき、大きくしないことだと。
で、今日は小さいサイズでアップする。
ちょっと下手さが目立たないはず・・・
(そういう問題ではない・・・皆さんの声が聞こえてきそうだ・・・笑・・・)
窮余の一策である。

日本髪の場合髪を五分割して結う。


ア、前髪  イ、鬢(びん・・左右ある。)  ウ、髷(まげ) エ、つと(たぼ)

と、五つの部分からなる。
鬢の毛を耳に掛けたり、ひっつめたり、
髷を大きくとったり、寝させたり、細くしたり、うかせたり、
つとを大きくせりださせたり、小さくしたり・・
大体この五部分を色々変形させた髪型が多いのではないかと思う。

ちなみに  オは根 という。
「根がけ」と言う飾りはここにつける。


なんだか・・・ほっとした今日。
ずっと島田を書かないと・・・とノルマのようになっていたから。

髪型が続いたので次は気分転換・・・〜・・・